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無料相談の有効活用

「離婚の相談希望です。」
 

離婚相談の実態

事務所にかかってくる電話でも特に良く聞くセリフです。
一口に「離婚相談」と申しましても、その実態は多様です。
単なる痴話喧嘩から、刑事事件直前のような離婚事件まで、すべて「離婚相談」に入ります。
 

弁護士に依頼すべき案件

では弁護士が入った方が良いと言われる離婚事件はどのような案件でしょうか?
 
弁護士が相談者の代理人として相手方と交渉するのは、もちろん、感情論でものを言い合うことの多い相談者と相手方との中に入り、数多くの事実から、法的事実を抽出し、法的評価を加え、交渉することです。
 
あえて難しい言い方をしてしまいましたが、(意地悪ですみません)
要は、「揉めている相手と埒があかなくなったとき」に弁護士が入る理由があります。
 
雨降って地固まるような、お二人には必要ないといえるでしょう。
もはや、雨降って洪水、決壊状態となった場合こそ弁護士は必要です。
 
具体的にはどのような状況かと申しますと、例えば、ある日突然、弁護士事務所や相手方から内容証明郵便が届いた場合や、同様に、法律事務所から調停申立書、訴状が届いた、という場合が一般的でしょう。
もちろん、本人訴訟があるように、ご自身で裁判に出頭し、相手方(たいてい相手は弁護士を雇っています。)代理人と、交渉することは可能です。
ただ、相手は、弁護士です。
最難関の国家試験である司法試験を合格し、交渉術のプロ中のプロフェッショナルです。
あれよあれよという間に、自身が認めたくなかったことまでも、言質を取られてしまうこともよくあることです。
餅は餅屋に。弁護士をうまいこと使えばよいのではないかと考えます。
 

無料相談の有効活用

当事務所もそうですが、最近の法律事務所は、「無料相談」を行っている法律事務所が多くなってきました。
無料相談に参加したから、契約しなさい!などという、鬼のようなクロージングなどはもちろんしません。(笑)
本当に弁護士が必要な方に、弁護士をマッチングさせることにこそ、無料相談の本当の意味はあります。
私がこの立場で言うのもおかしい話かもしれませんが、うまいこと、無料相談を活用なされば良いと思います。
 

離婚事件もスピードが命!

よく、刑事事件はスピードが命!という風に言われることが多いです。
これは、容疑者として逮捕されたときに、一秒でも早く弁護士が拘置所に赴き、警察に、自身に不利な事情を、述べてしまうことを防止する意味合いがあります。
 
実は、離婚案件でも同じようなことが言えると考えています。
このネット社会におきまして、例えば、あなたの不倫が発覚した場合、不倫相手の配偶者は、スマホで法律事務所を検索し、その場で電話、その日のうちのアポイントを取り、契約に到ることもよくあることです。
事件を受任した弁護士は、早速次の日にあなたに電話がある場合もあるでしょう。
なにも知らないあなたは、気が動転するあまり、不必要に謝ってしまうこともあるでしょう。
慰謝料額に関しても、「払います」と言ってしまうことだってあるでしょう。
弁護士はその電話を録音しています。
あなたの不用意なその発言は、裁判においてあなたに不利な、立派な証拠となってしまうのです。
 
こんな自体を防ぐためにも、スピードある対応が必要となります。
 
弁護士に相談しておけば、なにかの際に「弁護士に相談してから連絡します」と時間を稼ぐことも可能となります。
 
無料相談を行うことには、このようなメリットがあります。
 
お気軽に、早めにご相談されることをお勧めします。

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